おたより 2024年3月 No.374

[ 月例会報告 ]( 須磨離宮公園・和室 出席者27名 )

・今回は和室での開催でした。
・今月は「第75回 春の展示会」があります。(21日・木曜は休園)
鑑賞温室の改修が完了して久々に本格的な展示会を開きます。
詳細は別紙をご覧ください。
余剰株の販売も温室内で行います。
出品票の書き方がわからない方は例会当日にベテラン会員にお尋ねください。
例会前に出品株を鑑賞温室に持ち込んでください。
初心者講習と例会は講習室で行います。
人気投票は行いません。

[ 幹事会のお知らせ ]

・4月28日(日)午後2時から離宮公園・和室で行います。
来年度の運営方向について皆様のご意見をお聞かせください。参加をお待ちしております。

[ 人気投票入賞花 ]( 出席者数20名 出品株51点 )


1位 小野田登志枝さん 
Angraecum Veitchii
原種同士の交配です。(sesquipedale×eburneum
Angraecumの花は花もちがよく、夕方から夜にかけすっきりとしたよい香りを放ちます。
花の色彩は単調で変化に乏しい(たいていは白)ですが、
花形や株姿に特徴のあるものが多い。ほかのランにはあまり見られない距(きょ)があります。
*ラベルは戸籍のようなもの。「属名+種名(または交配名)+‘個体名’」の順で書く。
綴りを写すときは忠実に写しましょう。
Angraecum :属名・大文字で書き出しイタリック体。
 Veitchii :交配名・大文字活字体で書き出す
*ラベルは戸籍のようなもの。「属名+種名(または交配名)+‘個体名’」の順で書く。
綴りを写すときは忠実に写しましょう。
Angraecum :属名・大文字で書き出しイタリック体。
 Veitchii :交配名・大文字活字体で書き出す。
 sesquipedale やeburneum :原種の種名・小文字イタリック体で書く。

2位 卯月尚子さん 
Vanda Pure's Wax ‘Blue’
濃い青みのある優秀花。
すっきりした色彩とつくりの良さが良く出ている。
兄弟株には赤みのあるものがある。
*‘Blue’ :Blueという個体名。シングルクォーテーションで囲む。
同交配中優れたものに他と区別するために付ける。

3位 島野靖夫さん
Cattleya nobilior f. amaliae
この種はC. walkeriana と比べると一回り大きな株高です。
原則として二枚葉で、
葉のない小さなバルブに着花するのはwalkerianaと同じですが、花の色は薄い桃色が基本です。
*f. :はfma(フォルマ)の略で色彩変化などの前に付ける。
amaliae :表現が難しいですが淡いパステルカラーのピンクの色彩変化

4位 卯月尚子さん 
Rhyncholaeliocattleya Haw Yuan Gold
メリクロンと思われますが、個体名がありません。
遠目にも目立つ「赤みを感じる黄色」で台湾を代表する色彩です。大輪花。
Rhyncholaeliocattleya  2属以上の交配の人工新属。Cattleya属× Rhyncholaelia属

5位 桜井幸弘さん
Dendrobium Maroon Star ‘Cavalier’
Den. speciosum や Den. tetragonum の血を引いた小輪多花のデンドロビューム。
花持ちが良く、高芽からもどんどん咲いている。そして大株になると迫力がある。

5位 山本茅花子さん 
Vanda Yano Blue ‘Pink Spot’
Yano Blue には多くの兄弟があるようですが、どれも濃色で印象深いです。

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