おたより 2025年3月 No.386

・今月は「第78回 春の展示会」があります。(20日・祝・木曜は開園)余剰株の販売も温室内でします。
・20日(木・祝)から23日(日)の期間に瀬戸内オーキッドさんに出店していただけることになりました。
・出品票の書き方がわからない方は例会当日にベテラン会員にお尋ねください。
 例会前に出品株を鑑賞温室に持ち込んでください。初心者講習と例会は講習室でします。 人気投票はしません。

・5月9日(金)午後2時から離宮公園・和室で行います。
来年度の運営方向について皆様のご意見をお聞かせください。参加をお待ちしております。

マンションでの栽培の様子。高齢になって若いころと同様にできないことが増えた。

マンションでの栽培の様子。
この所、ミズゴケ使用をやめてバークに替えた。それに伴う工夫の披露をされました。

各画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

1位 小野田登志枝さん
Angraecum Veitchii
原種同士の交配(sesquipedale×eburneum)です。
Angraecumは花もちがよく、夕方から夜にかけすっきりとしたよい香りを放ちます。
花の色彩は単調で変化に乏しい(たいていは白)ですが、花形や株姿に特徴のあるものが多い。
ほかのランにはあまり見られない距(きょ)がある。
*ラベルは戸籍のようなもの。「属名+種名(または交配名)+‘個体名’」の順で書く。
綴りを写すときは忠実に写しましょう。
Angraecum :属名・大文字で書き出しイタリック体。
 Veitchii :交配名・大文字活字体で書き出す
 sesquipedale やeburneum :原種の種名・小文字イタリック体で書く。

2位 島野靖夫さん
Cattleya nobilior f. amaliae
amaliaeは花の色は薄い桃色が基本です。
見たところ、この株はCattleya Brazilian Jewel
と思われます。C. walkeriana × C. nobilior の交配で一枚葉になっています。(nobiliorは二枚葉)
amaliae :表現が難しいですが淡いパステルカラーのピンクの色彩変化。
リップは網目模様。nobiliorのみで使われる。
f. :はfma(フォルマ)の略で色彩変化などの前に付ける。

3位 卯月尚子さん
Caulaelia Mizoguchi 'Princes Kiko'
この属はCaularthron × Laelia です。
Caularthron属はメキシコなど中米からベネズエラ、
コロンビア、ブラジルなど広範囲に分布している中型の着生種で冬から春にかけて咲く。
片親のL.ancepsだけでなく、花首の長い組み合わせで構成されているようです。

4位 桜井幸弘さん
Paphiopedilum Michael Koopowitz ‘ Josai ‘

5位 桜井幸弘さん
Cattleya  trianae .concolor 'Chihiro '
concolorは trianae のなかでは遅咲です。
この季節の展示会では単一色の柔らかな色彩花を咲かせます。

その他の出品花


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